インフォ｜訪中外国人向けデジタル人民元支払いガイドライン！

中国人民銀行、訪中外国人向けデジタル人民元支払いガイドラインを発表

中国人民銀行が14日に、海外からの外国人向け支払いガイドラインを発表したのに続いて、18日に外国人向けデジタル人民元の支払いガイドラインを発表した。

同ガイドによると、携帯電話ユーザーは「App Store」や「Google play」などのアプリストアで「e-CNY」というキーワードで検索し、デジタル人民元のアプリをダウンロードしてインストールすることができる。

現在、デジタル人民元は210余りの国や地域の携帯電話番号によるアカウント登録とウォレット開設をサポートしている。

デジタル人民元ウォレットの開設は、運営機関の銀行に口座がなくても可能。匿名のウォレットを開通させるには窓口での手続きは必要なく、パスポートなどの身分情報の提供や中国国内の銀行に口座を開設する必要もない。

ただし、匿名のウォレットでの支払いは1回当たりの支払い額の上限が2000元（約4万円）、1日当たりの累計が5000元（約10万円）に制限される。

デジタル人民元ウォレットを使用する際は、事前のチャージは必要なく、直接銀行カードで支払うことができる。

現時点ではVisa、Mastercardの銀行カードをサポートしており、さらに多くの国際カード発行機関がアクセスできるよう準備中となっている。

「e-CNY」アプリをダウンロードする

携帯電話ユーザーは、「App Store」「Google Play」などのアプリストアで「e-CNY」を検索「キーワードダウンロードデジタル人民元APPをインストールする。Androidユーザーは、QRコードをスキャンして直接インストールをダウンロードすることもできる。

ウォレットの開設　

1.デジタル人民元APPを開き、「登録」をクリックしてアカウントを登録する。

2.「ウォレットのオープン/追加」をクリックして、国際サービスに対応している運営機関を選択する。

都度追加支払い可能　Top up As You Pay

1.「扫一扫（スキャン）」「付款码（支払いコード）」などを使用して業者に支払い、ページの案内に従って銀行カードを追加するか、「转数快（転数快）」を選択し、香港ローカルのモバイルバンクを起動する。

2.事前に財布にチャージする必要はなく、直接銀行カードを使用して支払うことができる。

3.デジタルウォレット支払いパスワードを入力し、支払いを完了する。

Tips

①210以上の国や地域の携帯電話番号を持つアカウントから登録し、ウォレットを開設することができる。

②通信事業者の銀行口座を持っていなくても、デジタル人民元のウォレットを開設することができる。

③匿名ウォレットを開設する場合は、窓口に行く必要はない。パスポートなどの身分証明書や国内銀行口座の情報を提供する必要もない。このタイプのウォレットの一回の支払い限度額は2000元であり、1日の支払い限度額は5000元となっている。

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参考：

CGTN：https://news.yahoo.co.jp/articles/c805c69306bd1b4c74f78e3d0f95f15689bfc680

中国人民銀行公式アカウント：https://mp.weixin.qq.com/s/YYK75SqEy01G_ekWLcNkkg

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